こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTアートを作る5つの手順
- 初心者が作ったNFTアートを販売するコツ
- NFTアートを作る際の「よくある質問」に回答
本記事の信頼性
筆者はNFTを最前線で取引してきました。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
NFTアートの作り方【5つの手順で解説する】
次のとおり。
- 手順①:暗号資産取引所で口座開設する
- 手順②:MetaMaskでウォレットを作成する
- 手順③:Openseaでアカウントを作成する
- 手順④:MetaMaskにコインを送金する
- 手順⑤:最初のNFTを売買する
手順①:暗号資産取引所で口座開設する
まず仮想通貨取引所で口座開設しましょう。
ぼくの場合は「コインチェック」という販売所を使っていますが、ぶっちゃけなんでもOKです。海外の取引所は難しいので、日本の取引所にしておきましょう。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができるので、初心者でも簡単に取引できます。他の取引所だと、独自の通貨を使うので難しい。
日本円で入金したいなら「コインチェック」を使いましょう。
大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
手順②:MetaMaskでウォレットを作成する
MetaMaskとは、仮想通貨をいれるお財布のようのもの。
ウォレット(財布)を作成することで、取引所で買った通貨を自由に使うことができるようになります。
ウォレットに関しては、MetaMask一択です。
理由は「GoogleCromeの拡張機能」だからです。世の中には偽物のウォレットもあるため、インストールする時に注意が必要です。
手順③:Openseaでアカウントを作成する
Openseaとは、NFTアートを売買できるサイトのこと。
初めの1回だけ手数料を支払えば、そのあとは「無料」でNFTを発行できまます。
簡単かつ無料で「売買」ができるので、クリエイターはOpensea一択です。これはイケハヤさんも仰っていました。具体的な開設方法は下記からどうぞ。
手順④:MetaMaskにコインを送金する
ちょっとややこしいですが、コインチェックでイーサリアムを購入し、MetaMaskへ送金する作業をします。具体的には次の2つの作業が発生します。
- その①:コインチェックでイーサリアムを購入する
- その②:MetaMaskへ送金する
NFTを売買するためには「イーサ(ETH)」という通貨を使います。色々な種類のコインがありますが、イーサを購入していきます。
とりあえず1,000円ほど入金しておきましょう。
手順⑤:NFTを売買する
さいごにNFTを売買しましょう。
ポイント:NFTを販売したい人へ
NFTを販売してみましょう。Openseaの中にあなたのお店作るイメージです。
なお、販売時には「価格・利率・作品」などを設定する必要があるので、ググりつつ進めましょう。
補足:NFTアートを買ってみたい人へ
NFTを購入したい人は、ここで購入していきます。1万円ほど入金すれば、自由にNFTを取引することができます。
1枚でもNFTを買う経験をすると、見える景色が変わると思います。比較的安めの作品でもOKなので、とりあえず購入経験を積むことをおすすめします。
費用は後々回収できるのかなと。
NFTアートを作るコツ【売れる作品の作り方】
次のとおり。
- その①:Openseaを使う
- その②:Ethereumで出品する
- その③:アカウントをブランディングする
その①:Openseaを使う
販売プラットフォームは、Openseaを使いましょう。
理由は多くの人にリーチできるから。他サービスに「Rarible」という販売所があるのですが、リーチできる人数が少なめです。
Opeanseaは世界的に伸びてる販売所なので、海外層にもリーチが届きます。8歳の男の子で有名な「Zombie Zoo Keeper」も海外人気の高いクリエイターの一人です。一番安く使える販売所ですし、クリエイターならOpeasea一択です。
その②:Ethereumで出品する
販売する”チェーン”を最適化しましょう。
Ethereumで販売している作品の方が売れている印象。Polygonだとオークション形式で販売ができなかったり、流動性が低かったりするので、本気で運営していきたい人はEthereumで出品しましょう。
ETHでの出品にはガス代がかかりますが、最初の1回だけ支払えば後は無料で出品し放題です。必要経費だと割り切ることをおすすめします。
その③:アカウントをブランディングする
良質な作品を作ったとしても、たぶん売れません。
逆に「ストーリー性」がある作品は、下手くそな絵でも売れます。例えば、夏休みの自由研究で書いた絵が140万円で売れた小学生には、ストーリー性がありますよね。
アカウントをブランディングする方法
- ① SNSを運用する
- ② インフルエンサーに拡散してもらう
- ③ ストーリー性を作る
このあたりでしょうか。上記を意識つつ進めてみてください。
NFTアートを作る際の「よくある質問」に回答
NFTアートを作る際の「よくある質問」に回答していきます。
NFTアートを作るアプリは何がおすすめですか?
- ピクセルアート:8bit painter
- イラスト:IbisPaint
- 動くドット絵:pixelable
このあたりがおすすめです。
すべて無料なのでお好きなのをどうぞ。
NFTアートはスマホでも作れますか?
作れますが、おすすめはしません。
というのも、NFTアートは仮想通貨を使うので、PCを使ったほうがセキュリティ的にも利便性的にも優れています。もちろん、スマホでも作ることはできますが、本気で運営していきたいならパソコンは必須ですね。
NFTアートを作る際に画像サイズってどうすればいいですか?
人によります。
- 正方形:アイコンを目的とするNFTアート
- 長方形:それ以外のNFTアート
こんな感じの基準でいいと思います。
具体的な画像サイズに関しては、「500×500」ほどでOKなのかなと。
NFTを始めるリスクってありますか?
はい。あります。
- ハッキングされてコインが盗まれる
- NFTの販売利益について税務処理が必要となるリスク
- なんらかの法規制が施行されるリスク
こんな感じ。
こういったリスクを前提において、あくまでも自己責任で取引を行ってください。
ウォレットを使う際に気をつけることはありますか?
はい。あります。
- 秘密鍵をきちんとメモして保管しておく
- 秘密鍵とパスワードは、絶対に人に教えない
- オンライン上でパスワードを管理しない
このあたりでしょうか。
仮想通貨の世界ではハッキングというリスクが存在します。このリスクを減らすためにも、秘密鍵とパスワードの管理には徹底しましょう。
NFTの販売で得た利益は課税されますか?
はい。されます。
もちろん20万円以上の所得になれば確定申告も必要になります。ただ、このあたりは専門ではないため、くわしくは税理士や税務署にご相談ください。
未成年でもNFTアートを作れますか?
はい。作れます。
バイナンスという仮想通貨取引所に関しては、18歳以上なら口座開設ができます。その他の取引所は20歳以上が対象です。
なお、すこしグレーな方法ですが「親に口座開設をしてもらう」ことも手段になりえます。親にイーサリアムを買ってもらい、自分のウォレットに送金してもらう感じです。やる場合は、あくまで自己責任でお願いします。
今回は以上です。